大暴落だとか、リセッションだとか言われながら、日経平均株価は29000円を突破しましたね。3月の底値からは17%以上上昇しています。
さて、ちょっと古い本になりますが、株の勉強をちゃんとしたい人にはこの本をお勧めします。
億り人などと言われるようになって、株の本を書いているような人(私含む)は、大抵、この本、読んでます。私も10年くらい前に誰かのブログでこの本が紹介されているのを見て、買いました。当時は、ちゃんとした株本ってマジで少なかったんですね。入門書とチャートと銘柄紹介本とオカルトと根性論みたいなのばっかでした。そういう中、この本が発売されて、みんな、うれしくなって勉強したものです。
もっとも、この本に書かれているようなことを実践できるかどうかとなると、そこには一段と高い壁が立ちはだかるわけですが、振り返ってみると、まぁ、この本の通りに動いているケースが多いのです。
経済が景気後退の終了に達するまでに、株価が平均して22.44%上昇しているという事実も特筆すべきである。それゆえ、景気循環の底を示す明確な証拠を待っていては、投資家はすでに株価の大きな上昇を逃しているのである。
(中略)
興味深いことに、景気の谷を予測することの方が、景気の山を予測することよりも重要になる。景気が底入れする一定期間前に株式を購入した投資家は、景気が山に達する同期間前に株式を売却した場合より、多くの利益を手に入れることができるからだ。
~株式投資 第4版~
一応、私はこのイメージで突っ込んでいったわけです。
もちろん、ここからさらに突き抜けてガンガン上がるかどうかまでは知りませんよ。
けど、米国株や大型株のことはわかりませんが、日本の割安成長株に関してのみいえば、かなり腰の据わった買いが安定的に入っている気がしています。