私の投資スタイルは、
ピーター・リンチ>ジョン・テンプルトン>ウォーレン・バフェットな順で
影響が大きいと思っています。
3人ともファンダメンタルズに基づいた長期投資的なスタイルという点で
とても良く似ており、それぞれとてもよく似たことを言っているのは事実なんですが、
あえて、より特徴的な部分を、一言で説明すると、
<ピーター・リンチ>
人々が興味を持てない投資対象から大化け株を探せ!!
なぜなら、他人が興味を持たない領域では
必ずしも市場が効率的に機能しているとはいえず、
本質的価値と株価に大きなズレが生じている可能性があるから
<ジョン・テンプルトン>
総悲観の極みで買い、総楽観の極みで売れ!!
なぜなら、ヒトは感情的な生き物であり、
特に総悲観や総楽観な状況ではマーケット全体が正しい評価軸を失ってしまい
往々にして本質的価値と大幅に乖離した価格付けがなされるから
<ウォーレン・バフェット>
他人と異なる評価軸をもって、本質的企業価値を追求しろ!!
PERやPBR、配当利回りといった代表的な評価指標では到底計れない
ブランド価値や知的財産、経営ノウハウといった、
見えざる資産を適切に評価することによって
マーケットが妥当とする価格と本質的価値の差を探し出す。
と言えるでしょう。
で、私も彼ら(特にピーター・リンチとジョン・テンプルトン)に習って
不人気株探しと、総悲観の極みで買い向かう方法論を研鑽しているわけです。
特に総悲観の極みというのが難しく、
「まだ買いではないか?」「どうやら、ここが買いのポイントか?」
「しまった、出遅れたか・・・。」「出遅れたら出遅れたで、その場合は何を買えば良いのか?」
みたいな事ばかり研鑽しているうちに、
昨日までの記事のような、
底値からの急上昇局面をとらえるバリュー投資家ならではの
独特な短期投資ノウハウが蓄積したのかも知れません。
また、ブログで紹介するのはもっぱら
ピーター・リンチ的不人気株探しの方なんですが、
こちらの方が、そこまで神経を研ぎ澄ますような判断を必要としませんので
(そんな意識が強すぎるとかえって失敗するかもしれない)
気楽に記事にできるからです。
で、ウォーレン・バフェットの言葉も良く引用しますし、
トヨタや三菱UFJでなく、
パイロットや象印の方に興味を持ってしまうのは
おそらく彼の影響だと思いますですが、
こっちは素人にはとても難しい投資法だと正直感じています。
ピーター・リンチがいうような2~3時間で1社等というレベルを
はるかに超えているんですね…。
けど、やれるものならやった方が良いに決まっています。
そこで、ピーター・リンチ的投資対象を
ジョン・テンプルトン的タイミングで買い、
保有後にウォーレン・バフェット的調査を加えて
自分の判断が間違っていないかを総合評価する、
こんな投資スタイルを最高形と思って株式投資を続けています。
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