茶番

茶番とは「結末や意図が分かりきっているようなバカバカしい行い」を指します。

長期投資をやり続けていると、値動きのかなりの部分が、茶番に見えてきます。

長期的に見て、意味のある動きをすることの方が、ずっと少なく、しかし、それは極めて短期間であるため、その僅かな回数の僅かな期間に株を持っていないと、長期投資で勝つことはできません。

結末や意図が見え見えであるならば、おそらく、茶番は茶番で、そこに精通すると勝つこともできるのでしょう。

しかし、茶番にばかり、焦点を合わせてしまうと、今度は意味のある動きのほうが全く見えなくなってきます。

意味のある動きが、いつおこるのかをピンポイントで当てるのはかなり難しく、結局、意味のある動きが、そのうち起こりそうな株を長く持ち続けるしかありません。

そうすることで、茶番も、意味のある動きも全部引き受けて、結果的には意味のある動きを全部取りに行くのです。

いつ上がるかは重要ではなく、

いつか上がることが、重要です。

で、なにかの拍子で、そんな茶番が下方向に行き過ぎているとき、ビッグチャンスがやってくるのです。