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Channel: エナフンさんの梨の木
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We Meen Business

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We Meen Businessという、国際的な環境団体がこぞって入る超巨大プラットフォームがあります。日本語に直すと、「私達は本気だ」といった意味合いのプラットフォームです。

https://sgforum.impress.co.jp/article/5181 


この組織のことを知ったとき、遅ればせながら私も気づきました。「どうやら世界は地球温暖化対策に本気だ。」と。

昨日の記事で、資源・エネルギーはインフレと書きましたが、資源やエネルギーが無くなるという話ではありません。あるにはあるけど使えないという理由でインフレになっているわけです。
中国が脱炭素に少し取り組んだだけで鉄鋼価格が跳ね上がり、電力不足で生産が滞るという現実を目の当たりにすると、

①何がどういう順番で売れなくなったり、売れだしたり、という予想が難しい。
②本当に脱炭素と経済成長は両立するのか?もしかすると、脱炭素のためなら経済成長を犠牲にするという選択を世界はしてしまうのではないか?
③化石資源を使うことで経済成長の恩恵を受けてきた先進国(とりわけ日本)の競争力が根本的なところで失われるのではないか?

等など心配しだしたらキリがありません。

ただ、前々回記事にも書きましたが、これ以上ダブル格差構造が広がり続ける世界ってどうなの?とも思います。
(とりあえずこのルールで動く限りは株式投資をして、せめて上側に行こうとは考えている)

私たちは本気で「グレートリセット」ボタンを押すつもりなのか?
おそらく私たち自身も良くわかっていないまま、なし崩し的に巨大な潮流が何もかも飲み込もうとしていることが、最大のリスクだと思うのです。


奥山月仁のmy Pick



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