私は、景気の過熱感が漂って株価がバブル的になったら、さっさとゲームを降りる。特に時価総額の小さな小型株をまとまった金額で買い集めると、価格が下がり始めた後では買い手が付かない。～”普通の人だから”勝てる「エナフン流株式投資術」～
ＮＹは今日も良く下げましたね。私がブログを再開した１０月１１日以降は絵に描いたような波乱相場が続いています。
下げる理由は幾つかあります。①業績悪化が懸念されるので下げる。②高くなりすぎた株が妥当な水準に向けて下げる。③業績は順調。株価も妥当か割安な水準なのに他と連動して下げる。ファンダメンタルズの観点からは、①と②は自然な動きであり、買う理由にはなりませんし、保有し続ける理由にもなりません。小型成長株は下がり出してからでは売るに売れなくなるので、株価が高くなりすぎると、私はさっさと売り抜けることにしています。ここ数年は売りやすい大型株にシフトしていたのも、この辺に理由があります。
さて、楽しみなのは③です。今のような激しい下落相場が続くと、ファンダメンタルズを無視した、空売りや損切り売り、追証売りが次々と出てくるので、業績と比較してずいぶん割安な水準まで株価を押し下げてくれます。このような現象があるから、私のような素人投資家にも勝つチャンスが生まれるわけです。
誰も相場の底を読み切ることは出来ませんが、ファンダメンタルズ重視の投資家が喜んで買い向かい始めた時、結果的にその辺が底になっていきます。「コツンと音がしたら買い」とか「突き刺さったナイフを抜く」等と言う人がいますが、掲示板やＳＮＳでそんな会話が交わされたとき、私らバリュー系の長期投資家が必死になって底値で拾い集めてたりするわけです。
ＰＥＧレシオで言えば、０．５以下。そんな夢のようなチャンス株もひょっとしたら、見つけられるかも知れません。景気の鈍化が心配ですので、ビジネスモデルや成長構造はしっかりと見極める必要はありますが、だんだん、元気が出てきました。
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うん？今、東の空を眺めると地震雲らしき雲が・・・。
まぁ、天変地異まで心配していたら、株は出来ませんね。