先週末に会社四季報が届いたので
パラパラと見まわしていますが、
いつも思うのは、
「この会社の事は良く分からないから」
という理由だけで業績好調な割安株の買いを見送った後、
その株がメチャメチャ騰がっていて
残念に思うことです。
今回も、ちょっと畑違いなジャンルに
業績良好な割安株が団体でいるのですが、
おそらく、買いには至らないでしょう。
逆に、私の本業に近い分野でも１銘柄、
忘れられたようにひっそりと咲いている
「砂漠の中の一輪の花」らしいのを発見しました。
この分野は少なくとも
向こう３年は仕事が次々と舞い込んでくるはずで、
実際、業績は既にずいぶん良くなっている・・・。
ブログ上では公開しませんが、
この業界を良く知っている私的には良い銘柄を１つ発見できました。
もしあなたが民間企業で働いているのであれば、
同業他社や関連業界だけでも、
数十社から数百社の上場企業と接点があることでしょう。
そして、そこがどんな沈滞した業界であっても、
意外な勝ち組企業や、
アベノミクスのおかげでやたら景気が良くなっている企業や業態を
一つや二つ、既に知っているはずです。
別に、企業合併や増資、業務資本提携等のインサイダー規制に絡む情報でなくても
プロにとっては、全くもって当たり前の情報、
すなわち、
業界の勝ち組企業や手ごわいライバル企業、話題のユニーク企業や売れ筋商品
あるいは、
会社でいつも使ってる部品や機材、サービス等の中でやたら便利なものや話題の商品、
ちょっとアレが欲しい時に買いに行く業界専門店やネット販売店、
に関する情報であっても、
株価はメチャメチャ騰がるのです。
これら金融のプロや凄腕個人投資家では理解できない情報はいくらでもあります。
そんなその道のプロだからこそ分かる
意外なヒット商品や成長企業を見つけ出し、
そこに投資する。
これがサラリーマン投資家にとっての二つ目の優位性です。
私の経験で恐縮ですが、私の仕事の関連でも
不況期には不況期で淡々と伸びる話題の企業がありましたし、
（その銘柄は、底値から１０倍高を達成している。）
ここへきて、アベノミクスの影響をうけ、
突如、受注に生産が追い付いていない企業もあります。
（ほとんどこの半年で２～３倍に上昇。
昨日、意外にもまだあまり騰がってなく、しかも今回の暴落だけはきっちり喰らっている奴を発見！！
かなり割安だ・・・）
こういうプロであるあなただからこそ分かる優良企業で勝ちにいく
これもまた、
人の行く裏に道あり花の道
なのです。
考えても見て下さい。
あなたのその業界で仕事をしている人の中で
そんな銘柄に注目して株式投資しようと考える人がいったいどれほどいるでしょう？？？
こういっちゃなんですが、あなたくらいなもんですよ。
それが証拠に出来高がやたら少ないのに気付くでしょう。
普通はそんな株は買うに値しないと
短期トレーダーや巨大資本は考えますが、
そんな銘柄が業績を何倍にも増加させた暁には、
さすがに多くの方々に気付かれて、
結局、金融のプロや凄腕個人投資家が買いに来てくれる、
それをじっと待つ
ただそれだけで、財産を数倍に増やせる可能性があるわけです。
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