結局のところ、借金をして投資をする、
つまり、レバレッジをかけて投資する場合、
バフェットやテンプルトン、ピーターリンチがやってきたような数年以上単位での
長期投資はとても難しいと言えるのです。
ところが、今や相場を動かす主体となっているヘッジファンドは、
通常、何倍~何十倍ものレバレッジを使っているわけで、
やはり彼らも短期志向と言えるでしょう。
ヘッジファンドは通常、
買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)を同時に保有することで
(もちろん、投資対象は同じではない。)
上昇時でも下落時でも利益を出せるように機敏に対応しているそうですし、
そもそも組織が大きいですから、
一人対百人で相撲をとるようなもので、
彼らと同じ土俵、つまり短期トレードの世界では、勝ち目が無い。
と降参したところから、
私は長期投資法に行きついたわけです。
幸いにも、借金をしないという大前提を変えることで、
大多数の短期トレーダーの裏道を通ることができるために、
まさにそこは「花の道」だと感じています。
けど、あんたの過去記事読んだら、
結構、短期的にも相場を読み切ってる時あるじゃん。
その能力を使えば、もっと儲かるのに・・・。
そういう人もいるかも知れません。
以下、アベノミクスの大上昇を予感させる記事
当ブログ記事「QE1・2・3」2012.9.15参照
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/entry-11355038083.html
例えば、このタイミングで2か月がかりで仕込んでおけば、
アベノミクスの大上昇を大きく享受できたでしょうし、
ドラえなふんのタイミングから売り抜けておけば、
ほぼ天井で売り逃げることもできたでしょう。
けど、逆説的ですが、
これは長期投資をやってるから見える部分であり、
短期にどっぷりつかってしまうと
こう言う記事は書けなくなってしまいます。
いつも思うのは「岡目八目」です。
不思議なことに当事者になってしまうと、
まるで分からなくなるんですね・・・。
神様なのか、仏様なのか、あるいは宇宙人か、それとも人間の持つ未知なる力なのか?
仮にそういう能力を持っていたり、不思議な声が聞ける人がいたとしても、
たぶん、本人が相場でカネ持ちになるのは難しいでしょう・・・。
残念ながら、当事者に対しては、
光が差し込まない仕組みになってる気がします。
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