いつのまにやら、2月になっていましたね。
1月は私の口座は+2.4%ほどでスタートできたようです。
まぁ、悪くないですね。
さて、1月と言えば、「1月効果」という不思議なアノマリーがあります。
「1月は小型株が大型株を上回って良く騰がる」傾向があるのです。
当ブログ記事「今年も1月効果は絶大だった」(2013年2月3日)参照
http://ameblo.jp/okuyama-tukito/entry-11462547511.html
では、今年はどうだったのでしょう?
前半戦は、お互いにマイナスながらもジャスダックが有利でした。
しかし、私が空耳で笛の音を聞いた日を境に日経平均に火が付き、
結局、日経平均はプラスで終わりましたが、ジャスダックはマイナスのままです。
(今思えば、欧州金融緩和に伴う上げ相場の開始点だった)
1998年以降のジャスダックの日経平均に対する勝ち星は増えず、
以下のようになっています。
このところ傾向は薄くなってきたようにも見えますが、
2006年はライブドアショック
2008年はリーマンショック
2012年は「1月効果」が話題に上り、みんなが意識しすぎたため。
と一応、1月効果が消える理由がありました。
では今回は何か思い当たる理由はありますでしょうか?
以下は過去1年間の日経平均とジャスダックの比較チャートですが、
ここにヒントがあります。
<ヤフーファイナンス 日経平均ジャスダック比較1年チャート>
どうやら、全体相場は10月の黒田バズーカの影響下にあり、
これに加えて欧州金融緩和が世界的な緩和相場を演出しており、
この影響が強すぎる為、1月効果は消え去ったようです。
以前にも書きましたね。
トランプゲームの「大富豪」的な発想で分析すればよいって・・・。
「1月効果」って、まぁ、カードで言うとキングくらいの強さだと思うんですね。
Aや2やジョーカーには負けるけど、誰も勝負に出てこないと勝ててしまう。
今回は、黒田バズーカ・欧州金融緩和というジョーカー級のカード2枚が相場を支配しているので、
1月効果は消えてしまった・・・。
これが私の見立てです。
まっ、ご参考程度に・・・。
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