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Channel: エナフンさんの梨の木
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長期投資、国語の学習、そして親の愛・・・。

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当たり前すぎて、あるいは、普通すぎて、人々はその価値に気付かない。


百円ショップに、とんかつ屋、リサイクルショップ、

葬儀屋にコインパーキングにかばん屋

あるいはいつも使う消せるボールペンにビジネスホテル・・・


こういうあまりに身近で普通すぎる株がとんでもなく上昇するという事実に

人々はなかなか気付きませんね。


身近で普通すぎるということは

それだけマーケットに深く浸透している証なんですが、

どういうわけか、何が何だか良く分からない、

今風の株を買って、損をします。


どうも人という生き物は、

見えすぎるものや当たり前すぎるものを過小評価したくなり、

逆に、珍しいものや良く分からないものを過大評価したくなる、

そういう性質を持っているようです。


これも原始時代から人類が獲得した一つの特性なのかもしれません。


公文の国語などという大昔からある学習法も

驚きや感動があまりなく、ありきたりで当たり前すぎるところが盲点のようで、

あえてそこに特化した学習法を採用する親御さんは少ないわけです。


だから、他と差をつけることができる可能性があるのでしょう。

(しかも女の子にとっては原始時代に手に入れた最強の武器をさらに強化することに繋がる)


ある方からのコメントで、

親が無くなった後、自分の為に米国債で資金運用してくれていたことを知り、

親の愛情を深く感じられたというエピソードを教えてもらいましたが、


親の愛なんてのも、この法則がピッタリと当てはまります。


普通は、膨大な時間とカネと苦労と愛情がそそがれ続けているわけなんですが、

それが普通すぎて、当たり前すぎて、ついでにいうと、少々鬱陶しくて、

子の方からすると、その重大な価値にまるで気付きません。


一方、親の側に立ってみると

別に子供から有り難がって貰おう等と思うこともなく、

少々煙たがられようが、鬱陶しがられようが、

ただ、無事に幸せに育ってほしい一心でやっています。


親は、新たに生まれた命の大切さを十分すぎるほど分かっており

それを一生続けるのです。


で、ないと、うまく回りません。



うん?


ひょっとすると、

当たり前すぎるものを過小評価し、新しいものを大切に思う心は、

脈々と続く、子育ての遺伝子みたいなものにルーツがあるのかもしれませんね…。


その遺伝子に逆らって、当たり前すぎるものにこそ価値を見い出せた時、

長期投資に成功して財産を得られ、

親の深い愛情にも気付くことができるのかもしれません。




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